市政レポート

2008/01/21 月

市政レポートNO.3 桑名市の財政

桑名市の財政について、会派通信NO.2や市政レポートNO.1で報告をしましたが、わかりやすくするために「市政レポートNO.3」を発信します。


市町村の財政を示す数値に次ぎの3つがあります。
 〆眄力指数    H18年度桑名 0.856
   「1」に近いほど財政にゆとりがあります。
   北勢4市(いなべ、四日市、鈴鹿、亀山)は、工業団地等の
   進出等によりほぼ「1」。
   桑名のこの数値は、全国的には、こんなところといったところ。

 経常収支比率   H18年度桑名 94.8
   義務的経費の占める割合。
   「90」を越えると黄色信号が点滅。 
       ★桑名は点滅中。
       ★簡単に言えば、家計に余裕がない。  

 8債費比率    H18年度桑名 10.3
 桑名のこの数値は、こんなところといったところ。
   ★違う見方をすれば、財政に余裕がないから、
           これ以上増やすことはできない★
 
北勢5市
     財政力指数 経常収支比率 公債費比率
 桑名  0.856  94.8  10.3
 いなべ 0.933  86.5  10.8
 四日市 0.966  85.2  17.3
 鈴鹿  1.026  80.0  13.8
 亀山  1.018  80.4  14.1
  ※経常収支比率は、県内14市中、 13位 ★(下から2番目)
             29市町中、26位 ★(下から4番目)

桑名市の借金(起債)
 桑名市の借金は、どれくらいあるのだろう?
 市民の方なら、誰でも疑問に感じるはずです。
  
 平成18年度 起債残高  
  市債・病院・ガス・水道の合計 579億
  これに土地開発公社を加算   102億(内駅西事業約45億)
     合計          681億/14万人=約48万円

 この48万円は、多いか少ないかは微妙なところ。
 国の景気対策に合わせて、全国的に借金までして
 公共事業を推進した経緯もあるため全国的には似たような状況です。

★改革のための現実的な話
  々垪眄改革を行うには、現実・実務的に実行可能な改革を実行
  効果的な質の行革を目指した職員減他  
    ※県の行う職務遂行能力不足職員特別研修の実施 他
    (この制度は研修後、自主退職を促し、場合により免職がある。)
  ○○改革、○○プランのスピード実行
    ※トヨタ方式と言われるが、スピードはどうか・・?
  け慇昌業が「一息・ある程度ゴールが見えるまで」
   安心・安全・生活弱者への配慮・福祉・教育等を除き、事業の見直し。
      ※駅西事業は★「建築規制」をかけていることから、
        今の段階で事業縮小を打ち出せば、
        訴訟の対象となる可能性もあるのでは?

★1年生議員のつぶやき★
 ★「組織が大きい分、改革の意志形成に時間がかかりすぎる。」
  「これが改革にブレーキをかけている。」
     これが、議員となって1年間で一番感じた私の感想です。

    「変えるべきところは変える。」
    「守るべきところは守る。」
    「攻めるべきところは攻める。」

 メリハリのある行財政改革・まちづくりが求められると感じます。
これが、私達の★「未来・将来への責任」★となるのだろう。

2008/01/09 水

市政レポートNO.2 指定管理者制度

●指定管理者制度
  ※地方自治法の改正により公の施設を民間に管理運営を委託する制度

この制度は、構造改革の中において国の施策により地方自治体において推し進められています。
桑名市においても、集中改革プランの中で「民間委託等の推進」と位置付け、桑名市社会福祉協議会・文化スポーツ振興公社等が指定を受け、現在、スポーツ・福祉施設他で20施設が導入されています。
  ※詳しくは、桑名市HP「行政改革」

さて、この制度について鈴鹿市(議会)で関心が持たれる判断がされ、12月下旬に新聞報道がされました。
「鈴鹿市江島総合スポーツ施設」の管理運営を大手企業の共同企業体に委託する議案が1票差で可決。本会議では、
  反対議員「資本力を持った大きい企業が勝つ仕組み」・・
  賛成議員「大手企業であればスポーツ振興が期待できる」・・

本会議での審議に入る前に、鈴鹿市議会文教福祉委員会では、1票差で否決・不採択をされています。
  委員会「否決・不採択」 → 本会議「可決」※大手企業共同企業体へ

議会の前段の選考委員会では、大手企業と地元NPO法人の数値化されたポイント差は、2.5の小差。
本会議に傍聴に訪れたNPO法人・市体育協会関係者は、「今後、NPO法人は挑戦しにくくなる。」とのコメントを寄せています。

他市のことでありますので、新聞記事の抜粋のみを掲載し、私はこの件に関しコメントは控え、話題を桑名市の指定官営者制度に戻します。

指定管理者制度を考える際には、次ぎのことが重要であると私は考えています。
 
 〃佝餾鏝困个りでなく、質の行政改革が可能か?
   ※民間のノウハウについて、民間に委託しなければ行政側は
    行政改革はできないのか?
 桑名市の経済効果への影響は?
   ※桑名市が支出するお金は桑名へ戻る仕組み・・・
 3丙梗匆颪旅垢覆覲搬腓蓮
 っ聾機ν用者の同意が得られるのか?
 ジえない評価は?
   例:行政・団体・市民の協働、心・人間関係の問題
      ※ 行政側は、利用者のアンケートで対応とは言うが?

経費削減に異論を唱えるつもりはありません。
しかしながら、上記5点の視点は、確実に考える必要があります。

桑名市においては、平成21年度には「231施設」の導入を目指していますが、調査によれば、諸問題が山積みで、ようやく実態の把握を開始しています。

例:ある公園 草刈は地元の自治会・子供会・老人クラブ他が実施。
       樹木の剪定のみ業者。

民間企業に指定管理者にすれば、草刈も民間。その結果、経費増加?
経費増につながる施設を複数をグループ化しても経費削減にはつながらない結果に。

指定管理者の手法のみを用いて経費削減をしようとすることに問題があり、
この制度に関しては、ある委員会・審議会でも異論が出されています。

行政は、一度方針を決めてしまうと、後戻りできないところに問題が?

民間であれば「なにが利用者にとって最善か?」考え修正をしながら、推進していくでしょう。
これこそが、民間の知恵・ノウハウと考えます。

●追記(H20(2008).1.10)
何人かの方から、ご意見をいただきましたので追記します。

指定管理者制度を考えるとき、数値化されないような「目に見えない評価」が議論されるべきであると考えています。

例 〜圧セ毀院γ賃痢行政との協働、心・人間関係の問題
   その施設を中心として動く団体との関係
    (団体も改革・経費削減に取り組む必要はあるが、
     団体がどれだけ地域づくりに関係しているか。)
例◆‘各前に地域・団体・利用者の声をどうやって集め評価するのか。

導入にするのであれば、市民・団体・行政が、話し合いの中で「経費削減・質の向上を目指し合意・コンセンサスが得られるような方策」を取るのが望ましいと考えます。

一番いいのが地域がしっかりとした受け皿・組織をつくり、そこが指定を受ける。
鈴鹿市に関してあえてコメントするなら、地域の受け皿・NPO法人が受けることができなかったことになります。(詳しい議論の中身まで調査はしていませんが。)

導入にあたって数値至上主義で判断されるのはどうか?
質の行政改革を目指せ!
指定管理者にこだわらなくても、改革の方策はいくらでも見つけ出すことができます。
                         
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