「水道料金の統一」
水道料金の統一について、昨日8/16の議員全員協議会において説明がされました。
この問題については、議員になって初議会昨年12月議会において私が質問しました。
この際、合併協議において「3年以内において統一」が決められており、「9月議会において審議できるように準備中」との回答を得ています。
今回、桑名地区の料金に統一されることになり、年間約4200万円の赤字が発生し、それをこれまでの剰余金(約2億)で補いますが、H20年度から3年間での赤字累計額は、約1億2千万となります。
統一により、 1世帯平均(月30㎥)の場合、2992円であり、
長島地区 月額368円、
多度地区 月額 74円 安価になりますが、
多度においては、月33㎥を超える約1000戸は、やや値上げとなります。
※参考 月10㎥での全国平均(10~30万人の都市)
1182円/月
この統一での桑名市 630円/月
私は全員協議会において、国保の値上げを考えれば、「いか仕方ない。」と発言をしました。
単年度あるいは連続して税・料の改定・値上げは、政策的にみても市民の皆さんの理解は得られないとの判断によるものです。
但し、悪質滞納者に対する徹底した対策、場合により給水停止措置といったことにより、赤字も緩和されることから、こういった対応を徹底するようにとの発言もいたしました。(当市でもかなりの給水停止停止措置をしています。)
民間であれば、赤字覚悟の料金改定はするのかな・・・・・?といった考えもあると思いますが、ご理解ください。
23年度には水道料の改定は必至と考えます。
合併直前の、旧1市2町の水道会計の財政状況等は、
預金 起債(借金) 有収率(%)
桑名 11億8千万円 67億3千万円 86.8
多度 1億7千万円 11億8千万円 89.5
(工業団地により好転の兆しあり)
長島 8億4千万円 8億2千万円 96.8
※ 有収率 水道水を各戸へ送水した配水量が、料金に反映
(全戸の水道メーターの合計数)される率 (100に近いほどOK)
H16では、三重県平均87.9
となっています。
この数字だけで財政状況の良し悪しを判断することはできません。施設の老朽化・耐震化・災害時における給水体制等の課題や違いもありますが、それぞれが、安価で安定した水道を市民の皆さんへ供給をすることを目指して経営努力をしてきました。
23年度の改定の際は、値上げが必至ですが、全国・県下の自治体の水道料金体系も勘案し、安定給水と災害に強い水道事業を目指し、市民の皆さんの理解が得られる適切な料金体系を目指すように、今後、調査・活動をしていきます。
水道料金統一に関しては、詳しい内容は、中日新聞にも掲載されています
“「水道料金の統一」” に対して1件のコメントがあります。
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待ってました。
やっとヒットしました。
新志会の皆さんの活動には期待していますので、頑張ってください。
役所出身とういことかもしれませんが、
何か報告書のような書き方とは感じませんか。
市民向けに、くだけた内容もしてください。
ブログは、接続件数を増やすなら、オモシロサです。
あなたに期待するのは、面白さ+α ですが。
活動を辛口で評価させていただきますのでよろしく。