農業政策×限界集落 他
限界集落。この言葉をご存知でしょうか?
65才以上高齢化率50%以上。
生活をする店舗等まで著しく時間がかかる・・・。
簡単に定義すれば、山間・離島等の過疎地域。
最近、農業行政に詳しい方と話をした。
その方が危惧されていたのは、山間部等で離農が進み農地が放置されると、一度放置された田畑は森林からの根が張りトラクターが入れない。根が張らなくても草木が生い茂り、農地に戻すのは無理。結果的に山も荒れ、治水・治山が成り立たなくなる。9/30の私のブログと同じ内容であった。
最近、農産物の自由化や先の参院選では地方を重視した考え方が再燃した。
限界集落では、高齢者の方が生まれたところで一生を終えたいと農地・山を守り治山・治水をしている。
北海道でトライアスロンでいった際、小さな漁村集落でも立派な漁港があり驚いた。
そこで話を聞いた方も同じように、漁業者が減れば海・海岸・山も荒れてしまうとの意見であった。なるほど!
限界集落・過疎地域でも自立できるように、特産物をブランド化等し定住化を図ることを住民も考える必要がある。
最近、「漁業者の方が海を守るには山を守る必要がある。」この考え方のもと植林をしている記事も度々。
農業・漁業を活性化(保護)し(過保護せよと行っているのではありません)、
山・河川流域を考えた施策が重要。
党首会談が行われたが、何が話し合われたのか。
テロ特措法がらみではなく、こういったことも話し合われたか?
今後の国政の動向を注視したい。