人権講演会・会派視察
●1/28(月)午後
長島防災コミュニティセンターで開催された人権講演会に参加。
参加者は約200名といったところか。
講師は元都議会議員・元衆議院議員 山本譲司氏
この方は、秘書給与流用のため実刑判決を受け服役された経験がある。
●テーマ「塀の中からの見た障がい者と高齢者の人権」
刑務所内での生活の経験からの人権問題。
①自分は刑務所内で障がい者・高齢者のサポートの仕事をした。
②障がいを持っていたが諸事情により、
小さい頃からサポートをしてもらえず
罪を犯す加害者になってしまった方が多数いる。
被害者ともいえる。
※軽微な犯罪により服役する知的・発達障がい者が多数
③一般受刑者から隔離され、外部の視察者からも目に触れることも
少ない
④出所後、受け入れる体制の不備・ケアの場所がない
⑤出所するのを嫌がる方も多い。ずっとここで。
出所後、迎えがない・家族もおらず誰もサポートをしてくれない。
講師は、出所後、こういった方のサポートに対する調査・支援をされている。
最後に、TV報道された現場の生々しいビデオを見せたいただく。
※お詫び
最近のブログでは、本来○「障がい」と書くべきところ
×「障害」と書いていました。
私の人権意識が問われるところです。
深く反省し、お詫びします。
●1/29(火)は会派研修 倉本・大橋・飯田議員、市野参加
午前
1時間、会派室で多度の学校統廃合問題の説明を受ける。
小山団地開発の状況で大きく左右され結論を出すには、もう少し時間がかかりそうだ。
その後、1時間、長島市民農園で指導員の方と農業問題について懇談。
元JAながしまに勤務をされていた方であり精通している。スゴイ・・!
①今後の農業施策・農業技術後継
②山間部で耕作放棄された農地はどうなるか
※付近の竹・樹木から根が張り出し、農地に戻すには
相当の労力と時間を要する。
話は野菜・有機肥料の作り方、畑の管理の仕方にまで。
ごくあたりまえの話だが、
「畑の雑草は小さいときに抜いて処分する。
大きくなったら種が落ち、また生えてくる。
マメに草抜きをすればいい。」 この話には納得。
一番驚いたことは、市民農園の利用者の方に、1年間畑を有効活用できるように畝(うね)に番号をつけ、スケジュール・プログラムを作成し(何月に何植え、何月に収穫し、その後この苗を植える)指導をされていることだった。
※この懇談では、議会質問のヒントをいくつかいただく。
午後
研修の予定をしていなかったが、4人とも都合がついたので、約2時間研修延長。
伊曽島市民センター(防災備蓄倉庫視察)、長島教育集会所、長島福祉健康センター(お風呂)、石取り会館まで視察する。
どの施設も、市議の突然の訪問に驚かれる。
どこでも「突然来たから気にするな、案内不要」というのですが。
長島福祉健康センターのお風呂は、約80人/日の利用者がある。
庁舎前の駐車場は、満車に近い状況である日が多いのもうなずける。
●1/30(水)
午前は、多度・桑名市内へあちこち調査。
15:00今から、市内へまた出かけます。