桑名市は夕張にならない
おはようございます(?)只今の時刻はAM0:45です。
最近、おはようございます(?)の(?)の部分に関して問い合わせをいただきました。
ブログの書き込みが深夜の場合、ご覧になるのは朝が多いと判断し、あえて「おはようございます(?)」とし「只今の時刻は・・・」としています。
さて、本日は「桑名市は夕張にならない」と題して少しお堅い話を。
昨日10/1(水)の新聞各紙に自治体財政健全化指標の記事が掲載をされていました。
地方自治体として財政破綻(赤信号)又は近い(黄信号)のは、
赤信号「北海道夕張市・赤平市、長野県大滝村」
黄信号「全国40市町村」
(★桑名市は入っていませんので安心ください。)
特に朝日新聞には「将来負担比率(※1)、実質公債費比率(※2)」の指標を中心にして県内の状況が詳しく掲載をされていました。
(※1)基本的な収入に対して将来的な借金の大きさを示す
350%を超えると赤信号
(※2)収入に占める借金の割合
将来負担比率 実質公債費比率
四日市市 282.8 18.7
名張市 215.4 16.0
桑名市 204.9 13.5 ・
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と続きます。従って、桑名市は将来負担比率で県下3番目となります。
朝日新聞の報道では、これらの数値について四日市市は下水道事業に伴う起債(借金)が大きく財政圧迫と詳しく書かれていましたが、残念ながら桑名市のことは書かれていませんでした。
桑名市も四日市市と全く同じで下水道事業に伴う起債(借金)等が大きな財政圧迫の要因になっています。
起債(借金)とは別に、一般会計からの繰入金約20億円もあります。
しかし、生活基盤整備のため雨水浸水対策や生活雑排水(汚水)対策のため、この下水道事業を凍結することはできません。
雨水対策は安心・安全、汚水対策は生活基盤整備・地域格差解消のため安易に事業縮小・凍結すべきではありません。
まちづくりには、いろいろな要素があります。
安心・安全・生活弱者支援・生活基盤整備。教育・福祉・医療
行財政改革を進めつつ、これらのまちづくりを総合的に判断・バランスよく進め、財政指標を検証しながら推進すれば
「★桑名市は夕張にはなりません」のでご安心ください。
詳しくは10月中に「会派通信」で掲載をします。