お役所仕事でない、お役所仕事・・・

おはようございます。只今の時刻は、AM7:12です。
◎視察報告
○8/19(水)
「横浜市危機管理局・消防局」
桑名市消防署多度・西分署の2分署が夜間2隊体制になっていない。
 (救急車出動中、人員不足のため消防車は出動できない。)
このため、ミニ消防車(軽)の運用・国への特区申請等で対応をしている状況と資機材の視察。
○8/20(木)(午後)
   「嵐山(らんざん)学園:埼玉県嵐山町」
○8/21(金)(午前)
   「埼玉県庁:県教委特別支援教育・子ども安全局」
情緒障害児短期治療施設の調査
学校教育法上では、情緒障害児は「その他の障害」にあたるため基本的に施設ができた場合、施設所在地の市町村の義務・所管。
全国にこうした施設は32箇所あるが、数箇所は県立で教育・学校問題を所管している場合もある。
埼玉県の場合も県立特別支援学校の分級で教育支援を実施。
会社経営者の方が、子ども達への支援がしたい意向(資金提供・社会福祉法人設立他)をH13年度に埼玉県へ打診。
県庁内で教育・福祉部局で外部有識者を交え協議会を立ち上げ検討。
県有地の遊休地の候補地・市町村との協議に数年を要し、H19年度に開設。
市町村教委との協議で県立に。
県立にすることで教員配置等、市町村特別支援学級よりプラスになる面もある。
桑名市長島町内で建設中の情緒障害児短期治療施設は三重県が公募し民間社会法人が選定をされている。
その後、三重県×桑名市間で教育問題が解決していない段階で事前着工に至っている。
埼玉県では県庁内で教委・福祉部局が、諸問題を整理し十分な内部協議がされ、開設までに候補地の選定他、6年を要している。
開設1年前(建設前)には教育担当者を配置し1年間研修・教材の選定等、慎重を期して福祉・教育の大きな垣根を乗り越えている。
三重県の対応とは大きな違いを感じる。
嵐山町では、電車を乗り継ぎ片道約5時間半かかるが、調査として大きな収穫。
お役所仕事でない、お役所仕事を視察した感じがした。

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