県の説明責任 × 拍手・・・・・・・
おはようございます。只今の時刻は、AM5:13です。
◎2/15(月)
市議会全員協議会-情緒障害児短期治療施設(情短施設)-
三重県から子ども局長・副教育長ほか計6名出席し開催。
資料に至ってもA4:2枚で文書量1.5ページ。(たったこれだけ?)
事の重大さを感じ取って、十分な資料作成・準備がない。
机の上の資料を見ただけで、資料の乏しさに「今日の会議は紛糾するな。」と感じ、予想通りの展開。
会議冒頭に県からお願い等はあったものの、上位下達や上から目線と感じとられても仕方がない発言が何回かあり質問に拍車がかかり紛糾する。
(こうした会議は説明側が、何を説明・発言したのかよりも、
相手が何と感じとったかが重要である事を分かっていないのか?)
県が準備した12/13の地元団体関係者への1回目の説明会では、A4:1枚の資料。
事業の目的・経緯、運営主体者、連絡先他・・・・住民が知りたい具体的な記述、資料として必要な情報が全く無し。
その後の4回の説明会でも、団体関係者が意見を取りまとめ事前に県に質問通告し、資料作成を依頼したが実現されず、説明会の会を重ねる毎に後出しのように資料が増えていく県の姿勢に不信感を持ち心証を悪くした。
県の事業計画でありながら、自らが事業推進にマイナスの姿勢を示していると言われても仕方がない。
今回の市議への説明でも、地元説明会で使った資料の配布や説明会で出された質問集約とそれに対するの回答の資料も無かった。
市議会は施設の必要性は理解するが、
・県の事業推進に対する甘さの姿勢。
・RDF事故でも十分な責任を果たしていない。
今回を含め県の事業推進に対する異論。
・「静かな環境の中で・・・」の県の発言に、市議から
「年間何百万人の観光客が通る県道に面しているのに、県の責任者は
現場を把握しているのか。」
・県の事業推進の甘さ、事前の準備不足・説明不足で、風潮風評が広がり、
子ども達の教育・福祉・人権を守る立場にある県子ども局・県教委の
責任が果たせず、子ども達への配慮が足りない。
・昨年9月議会で県立等の意見書を県に提出した後も、県議会委員会で
「事業は順調に推進されている。県立の議論はされていない。」
答弁の真意は?
・「全国の情短施設の調査では、教員の配置について県立分校が手厚く
好ましい報告がある。福祉・教育の連携、子ども達の学力保障にも適切。」
(県立分校6人/クラス、市町村分校8名/クラス)
・「県立分校の場合でも、地域との連携は十分できる。」
延々と1時間半の会議が進み、市議から「県立分校での学校運営・・・」の意見・要望が出され、市議の多くから拍手があり会議は終了。
県は、県議会本会議・委員会で市・市教委・関係者との協議は整っていない段階で「市教委・関係者との協議は整った。」「県立の議論はされていない。」・・・他、事実とは相反する答弁を県議会で「虚偽の答弁」と追求されるのを恐れている感じがした。
国はH21年度までに全国に情短施設の建設を目指していたが、23道府県に33施設しか整備がされていない。
学校で「不登校・引きこもりの子ども達他、特に気になる子」が施設に入所し、福祉・教育の連携の下、心のケアがされ、地元へ戻り生活をする施設を目指しているが、全国に施設整備が広がらない大きな要因として、施設運営の難しさと学校問題が高いハードルになっている。
基本的に学校教育法上は情短施設は「その他の障害に区分」され市町村立であるが、全国の県立分校5施設は施設整備の経緯や最新事例(H19年度)「教員配置の厚さ・学力保障」等から県立を選択をしている場合もある。
県立を選択した行政事例は子ども達の支援を最優先し、大きな意味がある。
三重県が県立分校の選択をすれば、情短施設の全国的な施設整備の広がりを見せる事に間違いはない。