桑名市の財政×家庭の財布:借金は永遠に・・・・・
おはようございます。只今の時刻は、AM2:52です。
昨日21日は、教育・経済委員会や地域医療特別委員会の報告事項や調査。
1期目の最後となる会派通信の作成で1日が過ぎる。
新志会通信も「NO.6」。
こうした通信も定例化が必要。
多くの市民の方の目に止まらないかもしれないが、見てくれている方は見ている。
周囲はザワザワしていますが、粛々と活動をしていくこ事が重要。
会派通信を作成中、桑名市の財政をイロイロ考える。
国の定める財政指数が県HPに公表をされていないので、県内他市と比較することはできないが、21年度決算は桑名市は、わずかながら改善。
桑名市の財政規模はここ数年、
一般・特別・企業(水道)会計合計の
財政規模 約780億円
借金総額は 約990億円で推移。 ※財政規模に対し1.3倍
これを一般の家庭(家庭の財布)に置き換えてみよう。
<家庭の状況:想定>
40歳の夫婦・子ども2名(小・中学生)の年収総額(税前)700万円の家庭が、
3,000万円の住宅を購入
自己資金 1,000万円
住宅ローン他で2,000万円(25年償還)※年収に対し約3倍
年数が経過する年収もこの経済状況の中、わずかでも微増すると仮定。
微増分は、教育費に消えていくが、それでも足りないので、学資ローン・保険の満期でなんとかやりくりをしていく。
家計に余裕はなく貯蓄もないが、約10年後に2名の子どもは社会人。
25年後に住宅ローンの返済終了。
<桑名市の財政に話を戻そう。>
桑名市は多くの課題を抱えてる。
・雨水排水対策、なかなか進まない公共下水道事業
・駅西事業(消防・救急車が入れない道路や
道路が冠水した状況をどれだけの方が実際に見たのだろう)
・道路改良も社会資本整備・渋滞緩和も消防救急にはかかせない
・単に箱物反対という方もいるが必要な箱物は必要
(説明の仕方によって住民意識も大きく変わる・・・・。)
桑名西部のお住まいの方から、
・都市計画税は課税されているが、下水道がいつくるのか?
・それに合わせて道路はいつ改良がされるのか?
固定資産税と合わせて課税される都市計画税は、道路・公共下水道事業他に充当をされる財源。
こうした、お尋ねが無いわけではない。
厳しい経済状況の中、税収の落ち込みが無いわけではないが、一企業城下町ではないことから、単年度で大きく財政規模が変わることもない。
市の財政で大きく占めるものは人件費、職員の更なる定数減、行財政改革で財源を生む出すことも不可能ではない。
財政状況を勘案しながら新たな事業展開もしなければならない。
従って、市の起債(借金)完済分を借金総額を減額していく方向で新たな借金を繰り返していくため、借金は永遠に続く。
家庭の住宅ローンは、完済するが桑名市の借金は無くなることはない。
国の定める財政指数に対し常に国・県の監視も入ることから、大きな借金も増やすことはできず、夕張市のように財政再建団体になることもない。
※上記の説明は、わかりにくいでしょうか?
市民の皆さん、是非、コメントを。