重箱の隅・・・・・
おはようございます。
私の質問が、難解であったとの連絡を数本。
特に水道会計と基金関係の2本。
先輩議員からも指摘を受ける。
しばらく反省の日々・・・・・。
8日の代表質疑で、水道会計に関し予算書から23年度末貸借対照表を用いて論じたため数名の議員から昨日質問を受ける。
貸借対照表を用いて本会議場で審議される桑名市の会計は、水道・下水道の2会計。
一般的に公営企業会計と言われる。
話を水道会計へ。
H23年度末(H24.3月末)流動資産中、現金預金残高予定は、おおよそ20億円。
その中、動かすことのできない(動かしがたい)現金は、減債積立金(借金を返済するための基金)・建設改良積立金(施設整備のための基金)他、おおよそ10億円で、現実的な使える現金資金は差し引き「10億円」。
(実際には、もう少し詳細に分析をすると更に2億円ほど増えますが。)
23年度末企業債残高(借金)、おおよそ60億円。
現金だけで考えれば、借金は現金残高の「6倍」。
また、年度末欠損金が1億6千万円。
これを分析すると23年度水道会計の単年度赤字は「約7,000万円」。
と論じた。
経営の厳しさを示すため、
「再質問で固定資産中、浄水場・配水池・水道管他の構築物の残存価格は、270億円で、その内、水道本管の布設替が必要と言われる40年以上の水道管は?キロ?」と質問。
答えは昨日のブログの「89キロ」との回答有。
議員から「89キロ」「単年度赤字7,000万円」の根拠を質問される。
本会議で貸借対照表を用いて質問を仕掛けた議員も今まであまりないらしい。
私の議員歴4年3ヶ月でも記憶にない。
議員間で「89キロ」「7,000万円」の数字が注目されたことは意味がある。
一方、職員出身であり「重箱の隅をつつくな。」と言われることもあるが、つつかなければ変わらないこともある。
議員は、分析・検証することで提言することもできる。
桑名市では、460億円の一般会計に約960の事業がある。
それを1件ごと検証するには、時間もかかる。
それをボランティア議員でも可能と言われる方も見えるかもしれないが、私は不可能と思う。
次回の質問では、数字を多く並べる場合は、パネル等を用意します。