桑名の危機管理×机上の理論×甘さ
おはようございます。
【桑名の危機管理】
昨日、3月議会質問4日目、14:46の地震で質問一時中断。
再開後に市民安全部長から、三陸沖や桑名の状況報告。
質問を再開するも「アレ?」と微動の余震を自席で何回か感じた頃、執行部側で「メモ」が数回回る。
それには、地震・津波のその後の情報が記されていたはず。
執行部を数回回って、ようやく質問途中で「津波警報のため本日は散会し14日に再開・・・。」
私見だが、中断中のTV等の報告から「被害の甚大さや、伊勢湾にも津波の到来を予測できたはず。」
警報が発令されなくても、速やかに議会を中断させ「議会を散会」することもできたはずだ。
仮に後に、
「津波警報が出ていない段階で、何故、議会を中断し散会させた。」
と議会が追求(しないと思うが。)しても、
「三陸の被害の甚大さから、今後の余震・津波を考え、市民の皆さんの安心安全を守るため速やかな対応できる体制確保のため、理解をいただきたい。」
と切り返せばよい。
理解をしない市議がいれば、それはそれで問題だ。
机上の理論・マニュアル市役所・対応の甘さを感じる
議会散会後、TV等で状況を把握し、伊曽島小学校・市民センターを回り15名ほどの避難者、伊曽島漁港の水門が閉じられていることを確認してから19:00頃帰宅。
その後も、伊曽島地区の非難者他の状況を先輩議員や記者からも電話。
鳥羽1.8m、尾鷲1.7m、四日市05mの津波・潮位の変化があり、伊勢~南紀の養殖いかだに相当の被害が出ている。
木曽三川河口の桑名の海苔、養殖の竹・網が、どうなっているか?
震度3、その後の余震等で、市内水道本管内のサビが剥離し、濁り水・赤水が出なかったのか?
友好都市の関東の行田市・白河市の状況は・・・?他、頭の中にイロイロのことが想い浮かぶ。
死者・行方不明者千人以上とのことであるが、報道から数千人以上に達するのではないか?
震源地に近い岩手県陸前高田市・宮城県南三陸町他、まちが壊滅状態。
いくつかの市役所・役場も機能せず、他に場所を求めている。
火事が今も続く。
水道本管の破断のため消火栓は使ず、更に火災範囲も広がる。
名古屋市・愛知県内の消防本部もすでに現地へ。
愛知・三重の自衛隊員、約780名も。
県・県協会が支援体制を取りまとめ、
桑名市消防本部(被災支援全般)、水道部(給水支援のため給水タンク積載)のために現地へ向うと推測する。
自力で活動するため、テント・食料・予備の車両やタイヤ・・・。
被災に遭われた方にお見舞いと早期の復興を願います。
「災害は忘れたことにやってくる。」の言葉が思い浮ぶ。