就学前施設・保育は課題山積み・・・・・
おはようございます。
昨日16日(月)午前:福祉安全委員会
防災体制、特に自主防災組織についての勉強会。
自主防災組織の結成を行政側は目指す。
その方向性について理解する。
市内の結成状況の一覧が資料として配布される。
昔から地域コミュニティ・向う三軒両隣的な意識の強い地域が、結成率は意外と低い。
そうした地域では、名称は違うが既に自治消防等の類似組織があったり、私の知る自治会では、今でも1月に単独の出初式を実施している。
「桑名市内に40年以上89㌔の水道老朽管が存在し、地震の際は破断し消火栓が使えない。市内で可搬式消防ポンプを持っている自治会はいくつ?」と質問。
行政は「自治会で持っているところもあるが台数は把握していない。」の回答や議員間で話も始まるが、「それは消防の問題・・・。」と続き、私のイメージする組織とは少し違う感じがした。
いずれにせよ地域コミュニティがしっかりしてるか?いないか?になる。
午後、第6回桑名市修学前施設再編検討委員会を傍聴。
私を含め3名の傍聴者。
市は議題として、
①中学校ブロックを子どもの生活圏域と捉え、地域性考慮し中学校区を
基本単位として再編検討
②公立幼稚園の再編と国の「子ども園構想」への対応
・社会性を育むための集団の確保 ・独立園化
・原則分団登園の廃止 ・預かり保育の検討
・幼保一元化の検討 ・・・・・他
出されたが、課題が出されたり、状況認識に各委員で大きな違いがあり、何も決まらずに2時間半近くの会議は終了。
委員のメンバーは、公私立の幼保関係代表、行政側教育・福祉の部長他の12名ほど。
担当・説明員として10名ほどが控える。
公立幼稚園でも、
・桑名市は小学校との併設園で校長が園長兼務で小学校との7年教育の
歴史があり、1年保育を基本としている。
・多度は1年保育で、敷地をコの字型に幼保が取り囲みグランドを
共有する多度方式と言える幼保園。
・長島は過去には小学校との併設園であったが、現在は4単独園で2年
保育。
これに「公私×幼保×桑多長の地域性・歴史・体制・・・他」様々な要因がからんで課題の山積み常態。
私立は幼保とも創設の理念があり、幼稚園での14:00以降の預かり保育に保育園側は存続の危機感があると推測する。
採算性を前面に出すこともできないが、集団の中での社会性も考えなければならない。
公私の大きな違いは経営・マネジメント力と感じた。
委員長として会議を取りまとめる大学教授のご苦労も相当あると推察する。
※本日は、午前:道路事業打ち合わせ、午後:議会基本条例検討委員会他