大型・大雨・遅い:3つの「お」・・・・・
おはようございます。
大型・大雨・遅い:3つの「お」が付く「台風6号」が東海地方に接近。
2:00頃から市内の数ヶ所を巡回し今帰宅。
最後は、駅西事務所⇒市役所へ。
5:00現在で避難者1名(自宅に既に帰宅)・突風による転倒で1名の方が搬送されましたがこの方も帰宅。
市内に大きな被害はない。
現在のTVのテロップでは三重県北部地方では暴風警報解除・大雨警報継続。
途中道路冠水1箇所発見、以前に指摘をしたが対策がされなかった場所。
市役所もこれでこりるだろう?
4:00頃の員弁・大山田・蓮花寺川は水路断面の1/3~1/2の水位で流速も早かった。
平らな「長島」と山・丘がある「桑名・多度」の状況はあきらかに違う。
雨だけなら14機の排水ポンプが稼動状態ならば長島が絶対的に安全。
山・丘の保水能力を超えれば桑名・多度では一気に平地に水が回り、線路・道路等も排水の障害になり床下・農地浸水が発生する確率が高くなる。
過去の大雨でも何回か見てきた。
市内に土石流・急傾斜地危険地域があることは、市民の皆さんにあまり知られていない。
早く雨に強い桑名にしたいものだ。
昨日19日は、市議二期生の勉強会(22日)や行政相談の資料作成。
午後は議会基本条例策定特別委員会。
二期生の勉強会は、意見交換の後に障害者作業所・播磨埋蔵文化財整理所・桑名市消防本部(東日本大震災被災地での活動報告)を視察予定。
“大型・大雨・遅い:3つの「お」・・・・・” に対して2件のコメントがあります。
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豊かな自然に恵まれた桑名。しかし、その分様々なかたちで災害を受けることもあります。
特に、人命や生活に関係するインフラ整備には時間やコストだけを重視した近視眼的な対症療法ではなく、大局的な原因療法、根治療法が望まれます。「北風と太陽」ではありませんが、何が一番必要か効果的かをしっかり見据えて考えていきたいものです。
一方で、地方都市の財源不足や少子高齢化は将来のまちづくりの大きな懸念材料となっています。自然と対峙すれば非常に多くの人力とお金が必要となります。今なら堤防や水路を築くことは可能かもしれませんが、はたして子や孫がそれをいつまで維持できるでしょうか?今がよければ未来はどうでもいいとは誰も思わないはずです。
大きな震災を経て、これからのまちづくりにおいて自然と対立するか融和するか?は重要な視点ではないか思います。
面白い記事を見つけましたので、お時間のある時にでもご参考にしてください。
jbpress.ismedia.jp/articles/-/15695
コメントありがとうございます。
貴殿からご紹介をいただいた記事「ドイツにはなぜ堤防がないのか」は興味を持ちました。
一方、各国・地域の地形・自然条件・水害防災対策には大きな違いがあります。
日本では、短い川を一気に雨が流れます。
山間部の過疎化により山の手入れが行き届かず山の荒廃・保水能力低下、中下流地域の農地を造成した団地開発で遊水地の水田減少により都市型の水害が発生します。
記事は興味深く読ませていただきました。
今後もよろしくお願いします。
通りすがり様
市野