昔話 × カチン × バンドエイド
おはようございます。
昨日(17日)午前、偶然OB議員の方にお会いし30分ほど懇談した。
話は、(故)元市議会議長川口氏の話になり、前日にブログに記したような「豪快・・・な方」の話に。
「市野君もイロイロな事があったけど記憶に残る方に方になっただろう。」で川口氏の話は終わった。
その後、市政や桑名市役所を巡る様々な事件や昔話。
引退後、市議中の御礼の意味を含め、地元の様々な活動に参加し「健康の内は、続けなければ。」と最後に言われた。
私の方からも話をした。
1回目の選挙の際、当確が決まり深夜事務所を閉じる際、何人の方から当選証書授与式には「新人だから会場に一番に行き先輩議員には挨拶」と言われ、会場入りした。(私の周りには、こうしたご意見番が多い。)
その際、お会いしたOB議員の方からは、「君は・・・・・。」と言われ、その言葉は、私にとって忘れることのできない言葉になっていると申し上げたが、ご本人は記憶はないようだった。
5年間の私の議員生活を総括するような話だった。
一般質問の4日間(13~16日)が終わった。
質問中に動議ができたりザワザワした4日間だった。
私の所属する会派・新桑会(前:新志会も含め)議場で質問する際は、会派内で通告前に意見交換し、質問が重ならないか?質問主旨他を確認する。
その後、質問と答弁がかみ合うように職員からの質問聴取を受け、質問前には会派全員で質問原稿のチェックして、時間配分・再質問他のシミュレーションをする。
職員からの質問聴取では、「この事項は明確に。こうした意味がある。こうした答弁・・・・。」他と職員に示すと、当然、こちらの意思とは違った答弁が出てくる場合も多い。
某市議の言葉を借りれば、相手が答えたくない嫌なことを質問するのが、議場内で登壇しての一般質問とのコメントがあり、私も同じ意見。
再質問から「市議×行政」の攻防が始まる。
他会派の議員間で質問が重ならないように注意する必要もあるが、現実的には重なる場合も多い。
今回もそうした場面が何回かあった。
質問主旨やその課題の改革手法等に関して、違った視点で調査すれば質問内容も違ってくる。
私の質問に「カチンときた方があるようだ。」と連絡を受けた。
どうやら桑名市土地開発公社の質問。
不要な事業着手できない土地は売却すべきで、これは理解する。
公社は、桑名市が全額出資した不動産会社で、民間企業であれば極めて経営が悪化した不動産事業を展開していることになる。
後ろ盾が行政である以上、基本的に倒産はしないことは担保されているが、これが好ましい姿とはいえない。
私の今回の質問で、売却予定の新西方の土地は、「公社の簿価:3億2千万円-実勢価格:1億4千万円=差額1億8千万円」と出てきた。
この数字が出た際、一瞬、議場内がどよめいた。
誰も、この数字やここまでは追及していない。
私の持論をその後再質問。
公社全体の簿価・実勢価格の差額32億円。
桑名市が近い将来でも買い戻し・事業着手ができない大規模な土地については、公社がその土地を保有する際、借入により取得するため利子が簿価に加算されていく。
従って、桑名市が買い戻ししない限り簿価は上昇するため、大規模な土地で事業着手が見込めない物件については、簿価の抑制を図るため、その土地の「単年の利子分のみ」でも桑名市一般会計から基金として繰り入れをする計画の必要はないのか。
一時的な措置で「バンドエイドを貼る。」ようなものだが、桑名市に32億円を補填したり、公社の保有する土地(簿価):82億円を全額買い戻すだけの財政的な余裕はない。
資金計画なくして、不要な土地の売却もできないはず。
不要な土地の売却・簿価と実勢価格の差額の抑制を図るため何を基準にして利子分の基金を積み立て経営健全化計画策定だけを質問していても改革は進まない。
計画に関し具体性がなければ。
※本日(18日)は、市政報告のため自治会集会を訪ねる一日。
主に、小児救急を含む桑名の医療問題を話す予定。