村勘定:8箇所×108臼の餅つき×次世代への継承

おはようございます。
昨日(18日)は、地元の午前:6箇所・午後に2箇所の年末自治会集会を市政報告のため訪問する。
年末自治会集会は、伊曽島地区では一般的には「村勘定」と言われる。
自治会の1年間の会計決算と、過去には地域内の水路は地元の財産・管理であったため、それを借り「鯉・フナ・ボラ」を養殖していた時代があった。
年末の集会でその御礼を出し、それを自治会員で分け各戸の年末年始の必要経費の一部としていた。
こうした経緯から「村勘定」と言われている。
集会では、
「本年1月から出産ができる病院が4院から3院に。8月から小児救急が、365日のほぼ24時間体制が、小児科医の減少により厳しくなっている。愛知・三重では、インフルエンザの流行の兆しが出ている。特に、子ども・高齢者の方は、体調が少し悪かったり熱っぽいなと感じたら、早めにかかりつけ医での受診を。過去にインフルエンザが流行した時期は、小さなお子さんでインフルエンザ脳症となった事例もある・・・。」
最後に、
「不祥事に関するお詫びをして、地域医療のこれ以上の遅れは市民の命に関する問題であるから、当面は、来年4月の市民病院再編統合に全力を尽くす。」で報告を終える。
時間的に余裕のある会場では、
「桑名市は、どうなっているんだ・・たるんでいないか・・・。」「長島の中央を走る県道の23号線付近の道路凸凹の全面補修の強い要望」他を受ける。
県道に関しては、県内を襲った集中豪雨・台風被害の財源のため、後期分の道路補修予算の配分は少額のため、次年度で対策をしたいと答えるしかない。
特に、桑名市はどうなるのの意見には、つらいものがある。
午後2回の集会の集会の合間に、長島中部地区の「すくすく農園餅つき大会」の会場へ。
2つの臼を使い50組ほどの親子の参加で9:00~16:00。
その数「108臼」。
13:30からの参加し、2時間ほど「餅つき・手返し」。
20名ほどのボランティアが、すくすく農園と餅つき大会を続けている。
指導者は60・70代の方、それを30代のお母さん方が支援をして交流の輪も広がり15年ほどの歴史がある。
私が参加するようになってから、少し腰も曲がったり小さくなった感じのボランティアも見える。
一方、その方から勉強して、参加から現場のリーダーとなりつつある保護者も。
次世代への継承・育成は、こんな光景から強く感じる。

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