外堀は埋めた×国賊・・・・・

おはようございます。
昨日(23日)も自治会集会(村勘定)での市政報告と挨拶。
合併後は、複数の県議が足を運ばれるようになり、今回も2名。
10分ほど前に会場へ足を運び、始まる前に外や中で自治会関係者と話をした。
当然、厳しいご指摘を受ける。
県議は、震災時には液状化による破堤が危惧される長島海岸の補強事業の話。
私は、厳しい桑名医療圏の話をする。
12月2日の市民病院と山本総合病院の統合に関する基本合意書の報道が翌日に大きく報道された。
H20年の1回目の協議不調の際、医療の問題に踏み込めず不調に終わり、その件を20年12月市議会で厳しく追及した。
再質問の内容が飛躍し過ぎとして、質問後に議会運営委員会が開催された。
私がしたことで問題視され他の方であればどうなのかとも考えたが、一定の目的は達したので自らが再質問の全文を取り消した等のことを思い出した。
議事運営上の混乱を避けるためだ。
昨年9月市議会で「統合すべき」とした市議会特別委員会の最終報告書・決議。
その時期に医師会による地域医療講演会。
タイミングもよく、大きな支援にもなった。
更に、有識者・市民で構成する地域医療対策連絡協議会も統合の方向へ報告をまとめた。
分院はあっても実質的に単独建設に進む桑名市&市民病院へ「待った!」をかけた意味は大きい。
単独建設に踏み切り400床の病院を建設しても、その際、不足する30名の医師・200名といわれる看護士他の医療スタッフを集めなければならない。
経営がうまくいかなければ、その負債は大きく市民が背負うことになる。
単独建設に進む桑名市の外堀を埋め攻め入った大きな機会を作ったのは、桑名市議会。
本丸は桑名市行政。
大阪冬・夏の陣を思わせる。
しかし、ここまで来ると桑名市議会が報道される機会もなく「黒子」に徹するしかない。
統合に向けての最終金額・人事問題・三重大学との連携強化・大きな課題である小児科・産科を統合した上での4/1なのか、3院体制での当面の経営安定策他、決めなければならないことは多いはず。
場合によっては政治的な決断をすることも出てくるだろう。
政治的空白は、これらを阻害する。
民間であれば、社長がいない会社を相手方が協議の対象とはしない。
過去の2回の統合不調は、大胆な発想で協議ができない桑名市の体制に大きな問題がある。
一方、ここまで来て統合できないなら、「遅い」「腹をくくって判断する人がいない」他の桑名市の組織体制の課題を自らが認めたことになる
単独建設に進んでいた某方から「国賊」とも言われた。
「国賊」には「国賊」のやり方がある。

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