ガレキ×電気料金不払い運動×1枚の手ぬぐい・・・
おはようございます。
<ガレキ>
震災のガレキ広域処理に関して、全国各地で一気に議論が拡大した。
好ましい限りだ。
私のブログを読まれた方から声をかけていただいた際、ガレキの話に。
Q:「市野氏は受け入れ賛成なのか?」
A:「基本的に賛成・・・、国の明確な方針が必要だが震災対応の
まずさから国民は国を信頼していない・・・施設に余裕があるのか
・・・仮にRDF施設で焼却可能なものを桑名市が受け入れても
桑名員弁広域清掃事業組合の構成市町・地域住民・議会の理解・・・
最終焼却灰の受入先の問題・・桑名市・市長が関係者をそこまで
政治・政策的に了解・誘導が図れるのか? 三重県にそこまでの
調整能力があるのか?」
震災のガレキ受入れは、響きのいい言葉になりつつある。
一方、課題も多い。
<電気料金不払い運動>
東京電力の料金値上げに対し埼玉県川口市商工会議所が「電気料金不払い運動」を展開している報道。
会頭が「東電の身を切る努力は足りない。」コメント。
当然だ。
川口市は鋳物のまちとして知られる。
会議所を構成する企業は値上げは死活問題。
<3月市議会>
昨日(13日)から委員会による議案審議が始まった。
一連の事件を受け関係予算・条例改正案等を審議する委員会は、今まで以上に政策的な判断が求められる。
こうしておけば問題も少なくすんだのにと思うことが多い。
昨日の所管の委員会は紛糾したようだ。
議案の提出前に「市民の声を反映させ、こうした方がいい。」と進退をかけ進言する・・・はいないのか?
悩む毎日。
委員会は、19日(月)まで続き、最終日は22日。
<丸ごと支援・・・1枚の手ぬぐい>
本日(14日)中日新聞社説。
名古屋市が岩手県陸前高田市を「丸ごと支援」、伊勢湾台風の恩返し。
名古屋市は組織が大きく職員の派遣はしやすい反面、派遣された職員は土地勘のなさ、被害の大きさに精神的なストレス他の問題も多かったはず。
この社説を読んでいて、何故か「伊勢湾台風時の1枚の手ぬぐい」の話を思い出した。
伊勢湾台風時、長島は陸の孤島、特に伊曽島地区は最大の被災地だった。
今回の震災で学校の児童80名余(80%)が亡くなった大川小の話はよく報道される。
台風当時の伊曽島小は全校児童360名余、内60名余りが命を落とし、台風としては最大だった。
台風後の追悼式で使われた、その児童の写真の写真が52年経過した今も校長室に保管されている。
写真が流されたのか、赤ちゃん当時の写真もある。
台風時、何も支援がない中、その方が初めて受け取った支援物資は、当時のK代議士からの「1枚の手ぬぐい」。
泥水の中で生活用品等を洗っていた中、感謝の言葉しかなかったそうだ。
その行為がいいか悪いか別にして以後、その方は某代議士に投票を続けた。
話を丸ごと支援に。
2月の建設水道委員会の際、市議会の提言に関する報告・勉強会の際、震災で被災した福島県白河市に派遣中で欠席した執行部職員がおり、代理がその役を果たした。
当然のことながら、その事に関し議員側は批判はしない。
今も桑名市が白河市に職員派遣をしていることをどれだけの市民の方が知っているのだろうか?