感化院×地方自治経営学会
おはようございます。
自宅のパソコントラブルのため書き込みが全くできなくなる。⇒何とか復旧(といっても反応が全く遅い)⇒アナログ人間のため詳しい知人に近くドッグ入予定。
◎5/19(土)
「エクレールお菓子放浪記」市民会館で10:30から鑑賞。
お菓子(エクレール)に夢を託した少年の成長する姿を戦前から映し出す。
映画の初めに「感化院」で生活する少年の場面が出てきた。
「感化院」の言葉は、皆さんに馴染みが薄いと思う。
今で言えば児童自立支援施設。
何らかの理由で家族と生活ができない・生活指導を要する児童生徒を入所させ、必要な指導を行い自立を支援する。
3年ほど前、児童福祉関係の課題に直面し、東海3県・埼玉県他の児童養護施設他9件を訪問した。その内の1施設が児童自立支援施設。
かっては「感化法」の下において「感化院」と言われ法改正他により「少年教護院」⇒「教護院」⇒「児童自立支援施設」と名称が変更されている。
もっと市民会館にいたかったが映画は30分までとし日本青年館(東京)での「清渓セミナー情報交換会」へ。
このセミナーは毎年11月に開催され今年で17回を迎える。青年団(団体活動)出身の地方議員の自主研修会として発足した歴史がある。
毎年開催前、過去の研修参加者から事務局側で10名ほど選考し意見・情報交換会を開催している。
過去2回参加したことから声をかけていただいた。
3・11と地方議会・次の世代に向けた地方のあり方と人口減少社会他の意見交換。
茨城(海岸部)から参加の議員から「漁をしても魚は売れない。水産関係は特に厳しい・・・・。」「竜巻で3・11が忘れられた感じがしないか。途切れのない支援は・・・。」約1時間半の意見交換。
この(本)セミナーで公立病院改革で著名な「長隆(おさたかし)氏」と巡りあったのはH21年11月。
とんぼ返りで地元へ戻り、少年サッカー指導者・保護者の会議へ。
約50名の参加。
「長島でサッカー少年団が発足したのは今から約40年前。この歴史の中で小学生(スポ少)から中学生(クラブ活動)へ指導がつながる体制ができつつあり、昨年の中体連で長島中は県2位となり東海中体連へ。中学校でクラブ活動を中心的にとらえる保護者もいるが、教員は教科授業・クラス運営ができることが基本。その次に生活・クラブ指導・・・・他。学校も考えながらクラブ顧問を選任している・・・・・・。」他の話をさせていただく。
数名の保護者がうなずいてくれた。
◎5/20(日)
午前中、桑名市水防演習(木曽川河川敷グランド)。
過去には消防団員で参加し、堤防法面からの漏水対策の「月の輪工」の施工場所に発炎筒を着火させる際、指先にやけどしたことを想い出す。25年前?
団員は、真摯に取り組んでいた。
災害のない1年であることを。
数件の案件を済ませ、夕刻より「三重多文化共生を考える議員の会世話人会」のため鈴鹿へ。
今年の研修テーマ他の意見交換。
「5月に津のブラジル人学校が経営難で廃校となり、その子ども達はどこへ。昨年、総務省・NKHで調査した、外国人向け災害情報の発信の今後は。中学校を卒業し進学した外国人児童生徒の追跡調査(高校を卒業したのか)は・・・?」1時間半の会議。
◎地方自治経営学会研究大会(5/16~17)概要
・片山善博氏(元総務大臣)
教育委員会改革他を旗印にする市長他が出てきた。議員の中で賛同する方もいる。教育委員の人事案件の議案を承認するのは議員であることを忘れていないか。
最近の交通事故、特に子どもが犠牲となる場合がある。子どもが通学する道路の多くは、市町村道。いいかえれば生活道路。高度経済成長期、経済発展のため高速道路・国道他の整備に投資され忘れられた道路が全国各地に存在する。これを解決するのは誰の仕事。
最近の政権から地域主権の言葉は政権発足当時より聞かなくなった。民主党マニフェストは色あせていないか。
指定管理制度・民間委託の言葉は、行財政改革として響きはいいが、本来は「住民サービスの向上」のため設けられた制度だが「コスト削減」だけに注目していないか。
政策情報をどこから受けるのか?調査能力はどれだけあるのか?行政側は多手法を用いることが可。議員の能力は?議員力の向上が求められる。
議員間の改革意識も違うが、議会(全体)としての意見のしての共有はされているのか?議会改革はコツコツと確実にスピードを持って実行。市民と議会の感覚の差は敏感に感じるべき。
・福岡政行氏(白鴎大学教授)
永田町の今の政権は何もできない。選挙もしかりですればどうなるか?
3・11震災対応もスピード感が全くなかった。原発事故があったとは言え、村山総理(社会党)の阪神淡路大震災の対応は早かった。
大阪維新の会は、今、国政選挙に臨めば近畿で一定の議員数を確保可能と推測。一方、廃案となった「家庭教育推進条例(案)」他、未熟な側面を見せているが、橋下氏人気で支えている。
来年の夏に衆参ダブル選挙となれば箱根の関所を越え関東進出が可能なのか。石原都知事と連携する動きもあるが、最終的にどうなるか?
ゼミ生が、竜巻被災地でボランティア活動をし「竜巻を波のない津波」と評した。
何がおこるかわからない社会。トップリーダー(国・地方)は最悪のシナリオを想定し対応ができるのかが鍵。 ほか数氏から講演を拝聴。
※本日(21日)、議会報告会班長会議他。