議会改革の更なる推進と市民の皆さんへの周知を・・・・・

おはようございます。
<県政>
県議会は、議員定数を6減し「51⇒45人」とはするが、次期2015年での是正を断念し、2019年に執行する予定。
人口格差は、「2.64⇒1.60」となり一定の理解はできる。
一方、次期選挙まで1年半の期間があるのに何故に削減できないのか?疑問は残る。
議会改革先進地として注目されている三重県議会。
改革はスピードが命。
今後、パブリックコメント等の手続き後、削減案が県議会に上程され可決される見込み。
<市政>
昨日(25日)、市議会最終日。
議員報酬の削減を求める条例改正案が討論を経て「2VS26」で否決された。
討論では賛成1名、私を含め4名が反対の意見を述べた。
私の発言の主旨は下記のとおり。
<反対討論概要>
発言に先立ち12月15日に急逝されました堀議長に哀悼の意を表します。
議案第112号「桑名市議会議員の議員報酬の特例に関する条例の制定」について反対の立場で討論いたします。
改革を求める主旨に関しては異論を示すものでありません。
この議案に関し、12月18日この議場で請求代表者2名が意見陳述されました。
この陳述や記者会見による新聞報道から主な主張は、「自ら身を削り改革する姿勢が見られず市議会の怠慢」と、財政状況から「経常収支比率97.2%」「補助金2割カット」の3点と考え、これを含め所見を示します。
1点目の「改革する姿勢が見られず議会の怠慢」とした主張について。
桑名市は、商工業・農林水産の産業構造を持ち大規模企業・工場・経営から中小企業、更には家族経営の零細業者まで存在し、防災面においても海抜0m地帯から丘陵部までへの対応等、多様な市民の声を市政に反映することが求められます。
この中、市議会は、行財政改革に対して強い姿勢を市民の皆さんに示すため、平成16年12月の合併後、2年の在任特例期間を経て、初となる平成18年11月の市議会議員選挙では34名の定員で執行されましたが、平成22年には30名、来年には26名、各4名、計8名減じ執行されます。
また、費用弁償の廃止・来年度からはケーブルテレビ中継を経費削減のためインターネット中継に変える計画であり、議会、自らが身を切る改革を推進しています。
更には、多様な市民の声を市政に反映させるための議会報告会の開催、議会の情報発信としての「議会だより」の発行等に努めています。
これらの改革に対し、何ら意見を述べず「自ら身を切る姿勢を見せず議会の怠慢」、「市政の課題の根幹」とも受け取れる主張には、異論を呈するものであります。
次に2点目、「財政状況から経常収支比率97.2%」について。
陳述者の「厳しい財政状況を指摘し、大幅な税収増を見込めない。」とした主張に対し異論を示すものではありません。
一方、桑名市は、木曽三川・伊勢湾に面し、海抜0m地帯に多くの市民の皆さんが生活し、安心安全のため市内には34機の排水ポンプ場が設置され、この維持管理や定期的なオーバーホール・大規模改修、雨水排水を流末排水ポンプ場まで導くために多額の事業費を要します。
更には、昭和47年に都市計画決定後に仮換地指定もされ、市民との契約とも言える駅西土地区画整理事業があり、都市計画決定後40年余の年月を経て、数年前に実質的な着手に至り、総事業費は「285億円」余を必要とし、今後の事業期間は20年余とも推測されます。
また、快適な生活環境を創造するための下水道事業、とりわけこの事業は、起債・借金総額の1/3余を占め、交通体系確保の道路整備、防災拠点ともなる公共施設の耐震化等、市民の安心・安全、生活向上のための事業に着手しています。
これらの事業遂行には、必要な財源を確保し継続する事が必要であり、仮に、中止等と決定すれば「補助金の適正化に関する法律」等により、場合により過去の国庫補助金等の返還を求められ、成果を見ることなく終了すれば財政悪化の著しい要因となる可能性があります。
 
12月18日の1番目の陳述人は「1,200億円」余の赤字と発言されたように聞き取れましたが、赤字ではないことをここに明確に申し上げ、起債・借金額を示したものと推測します。
事業の継続的な推進には、必要な財源を起債等により確保する必要があり、陳述人の主張は、経常収支比率「97.2」のみを取り上げていますが、国・県の著しい財政干渉がなされる「早期健全化団体」の目安となる「実質赤字比率」「実質公債費比率」「将来負担比率」等の財政数値は示されておりません。
これらの数値は、国の示す指数と大きく相違するものであります。
今後、桑名市の財政運営は、経常収支比率の改善を目指すとともに、他の財政指標を注視しながら、市民生活の向上を目指し事業推進する必要があり、経常収支比率のみを特に持ち出す主張には、異論を示すものであります。
次に、3点目の「補助金の2割カット」について。
11月1日開催の議会報告会3会場では、補助金2割カットに関して強い懸念や反対意見が出され、9月議会や今議会の本会議一般質問でも厳しい指摘がされています。
更には、今議会の委員会においても多くの意見が出され、総務政策・福祉安全委員会においては、委員長報告として本会議で何らかの報告がされると聞き及んでいます。
特に、財政・政策を審議する総務政策委員会において委員長報告されるのであれば、厳しい指摘・議会側からの強いメッセージを発したものと考えられます。
今回の住民直接請求の中心的な役割を果たしたのは「新しい桑名をつくる会」と述べられました。
この会は、1年前の市長選挙において、市長の政策に賛同し推薦状を出されたのは、議場にお見えの皆さんもご存知のことと思います。
市長の7つのビジョンには「制度の聖域無し見直し」と明記されていました。
一方、今回の市長の方針は、「個別の案件で整理できないから一律2割カット」であり、著しく乖離しています。
会が、市長に対し推薦状を出したのであれば、まず、市長に対し、公約違反とした強いメッセージを発し、一石を投ずべきであり、8名、23.5%の議員定数削減、その他、費用弁償の廃止他、議会費全体として大幅な削減を実行する市議会に対し、議員報酬に特化して削減を求める事は、本末転倒とも考えられ異論を呈するものであります。
次に、平成3年に初当選された元市議で合併後の初代議長である2番目の陳述人の発言等に対して。
平成19年11月28日の市議会会派代表者会議には自らが「議員報酬を引き上げる必要性」を示す発言をされ、「議員当選当時は、課長級の年間報酬であったが、今では著しく減い増額すべき」とした意見を持たれていたと明確に記憶しております。
現在の市議の年間報酬総額は、概ね課長補佐・係長級であり、これらの発言から疑問を示すものであります。
また、現在の桑名市の議員報酬は、合併前の旧桑名市時代の平成8年から改定されず、県内他市の年間報酬額を調査したところ、
   人口31万3千人余、定数36名のY市「960万円余」、
   人口28万5千人余、定数36名のT市「890万円余」、
   人口20万1千人余、定数32名のS市「780万円余」、
        当市の類似団体として比較される
   人口13万1千人余・定数28名のI市「680万円余」であります。
これに対し、桑名市は、人口14万2千人余・現在の定数30名・次期選挙26名、議員報酬「710万円余」は、人口・財政規模・旧桑名市時代を含め17年間改定されていないこと、報酬審議会の議論を経ていること等を勘案すれば適正、場合によれば安価であるとも推測されます。
最後に、市長リコール運動に参加された市議3名が、12月9日に記者会見され新聞報道されました。
会見の要旨は、「今回の議員報酬削減の直接請求の際、リコール活動時の名簿が使用されている疑いがあり、新しい桑名をつくる会に対し抗議文を出された。名簿がパソコンで入力されていた。」とした内容であり、パソコンであれば容易に名簿データをコピーすることが可能です。
更には、10月11日の午後5時半頃、活動に使用されたとも推測される家屋から、今回の関係者数名で大きな段ボールを持ち出した明確な目撃情報が有り、指摘されたところ「証拠があるのか。」と反論されたとのことであります。
これらが事実から「抗議文」の記者会見の内容は否定できるものではないとも推測されます。
1番目の陳述人は、「市民の良識と誇りと勇気を示した。」とも陳述されました。
仮に、リコール運動の際の名簿が、1名でも使用されたのであれば、市選管が有効署名「3,648名」と判断した、署名者への背信行為にあたるのではないかとも考えられ、実質的な有効性や、社会的・道義的責任を問われかねず、疑問を示すものであります。
以上、反対討論として大きく5点申し上げます。
他4名は、議員年金の廃止・国の一方的な給与削減他も述べられた。
改革そのものの姿勢には重く受けとめ異論を示すつもりはない。
署名をされた方が、議員定数の大幅削減他の改革を知っていたのか?他の疑問も残る。
議会は、更なる議会改革の推進と広報や市民の皆さんへの周知を図らねばならない。
駅西土地区画整理事業が行われる今後20年余は、厳しい財政であることに間違いない。
その中で2021年の三重国体前までに事業費60億円以上とも言われる桑名駅東西自由通路に着手したいとした市長の発言。
まず一定の移転が先である。
市長交代1年間、何の改革がされたのか?日々疑問を感じる。
残念ながら人事の刷新・組織改革も行われていない。
12月市議会の質問聴き取りで定員適正化計画によるのみで職員の採用抑制もされていなかったのに驚きを感じた。
改革として初に出てきたのは「補助金2割カット」。
あまりにも「技」が無い。
あくまでも是々非々で。

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