平和主義の「根幹」×立場の「l根幹」

おはようございます。
昨日(6/30)の新聞各紙。
与党よりの論評をする「Y紙」を除き、今日閣議決定予定の「集団的自衛権の行使容認」について異論を示す記事が相当の紙面をさいていた。
国民的議論もなく性急な行使容認に2百余の地方議会が「反対」又は「慎重審議」を求めている。
仮に容認するのであれば、国民的議論を経た上での憲法改正が本来の姿。
総理は、必要性のみを解いているが、課題となる有事の際の国民の安全危機等の「マイナス」部分は十分に説明していない。
45年程前の小学生の頃の交通安全の標語。
「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」
この言葉を思い出す。
先の大戦を経て現行の憲法下で築き上げた日本の平和主義の「根幹」を揺るがす問題。
対して藤井美濃加茂市長プール水浄化機器を巡る贈収賄事件の「Y紙」の報道。
逮捕前の市長への取材から「導入に向け防災担当課より学校のハードルが高い。」とした連絡が市長から業者側へ伝えられていた記事。
内容が他紙より一歩踏み込んでいた。
市長が全面否認をしており、仮にそうした事実が無かった事は否定できないが、昨年の夏頃から業者の融資に絡む詐欺事件の捜査に単を発し、捜査機関側も相当の積み上げをしてきた経緯もある。
1週間前の報道は、最年少市長として報道も比較的おとなしかったが今は違う。
何もなかったら、報道機関の勇み足になりかねないが、他の地方議員への現金を提供した供述もされ、事件が発展する可能性もあり奥深い。
自らの立場に関わる「根幹」の問題であり、疑惑を招くような行為そのものに問題がある。
本日(7/1)、6月議会最終日。
是々非々、粛々と。

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