2委員会、予算案否決
おはようございます。
昨日(3/12)、総務安全・都市経済委員会でのH27年度一般会計当初予算他の審議が終了。
総務安全委員会は、3日間の議論を経ての結果。
議論の過程において120万円の海外姉妹都市提携調査に対し、「120万円の調査費まで必要なのか?」(調査先不明他)
厳しい財政状況、新病院整備も契約に至っていない状況の中で、桑名駅自由通路の実質的に着手する都市計画決定・事業認可業務4千万円は喫緊の課題なのかに対し、「市民の合意が得られているのか疑問が残る?」「計画通路幅に疑問」と受け取れる答弁。
(H28~31年度で60億円余の事業計画、単年度で15億円余)
更に、防犯灯設置補助金も1千万円を5百万円に大幅減額し、朝日町の事件を受け、その必要性は高く自治会から申し込み多数の場合、「予算額をオーバーしても補正予算は認めない意向」
この3件で委員会議論が活発となり採決の前に重くるしい雰囲気が支配した。
採決は、賛成(1/9名、委員長の私は可否同数の場合のみしか加われないが)少数。
委員長を拝命しているので「賛成少数のため否決と決しました。」
とその結果を宣言しなければならない状況となった。
採決前の賛成・反対を明確にして討論の発言では1委員から、
「当委員会に附託された議案に関し、必要な事業が示されているとは認めるものも、海外姉妹都市提携調査は調査費まで計上する喫緊の課題か?市民の安心・安全に必要な防犯灯補助金大幅減額は認められない。予算編成全体として市民・団体と行政の信頼関係が構築されたとは言い難い。反対。」
とした発言が全てを物語っていた。
必要な予算・義務的経費もある中、予算を結果的に否決するのは「いかがなものか?」と思われる方もあるかもしれないが、こうした委員会の審議状況下の中では、やむを得ない結果となった。
議員は、「賛成・反対」の議決権が行政に示す最大の意志表明。
都市経済委員会の詳しい状況は聞かされていないが、総務安全委員会の「駅自由通路事業4千万円が必要なのか?」の答弁情報が流れ、「当初編成方針自体に問題有」とした雰囲気が流れ、これが最大の否決理由となったようだ。
本日(3/13)開催の教育福祉委員会も今までの議論で教育予算に関し「学校図書館経費ゼロ予算」他に対し、厳しい尾見が出された。
今日は保健福祉部予算が審議がされる。
最終日(3/20)まで緊迫した状況となった3月議会。
水面下で委員間協議・調整が行われる。