「桑名市、有史最大」「禍根」

おはようございます。
昨日3/3(金)、本会議場での議案質疑20分間。
質問の半分は上下水道料金改定条例改正案。
平成25年3月にも料金改正案が提出された。
この際の説明。
「両事業は赤字体質経営。水道施設は老朽化も著しい。経営的にも今後の料金改定も視野にして、生活弱者の対応や、大口需要家も平均5.5%の改定として禍根を残さないように配慮した。」
<今回の料金改定案>7月予定
1ケ月30t使用(4人家族程度の水の使用)※税抜
     改定前   改定後   値上げ(差引)
水道   3000  3770  770   
下水道  4240  5149  909                
国・総務省は、上下水道事業を含む公営企業に経営戦略策定を義務付け、県内の取り組みとして桑名市は著しい施設老朽化への対応のためいち早く取り組み、今回の料金改定を示してきた。
経営戦略に際し審議会を設置し真摯に取り組んできた。
これらや施設老朽化、下水道未普及地域への対応のため料金改定は一定の理解はできる。
一方、1市2町の合併前を含め「桑名市、有史最大」と思われる改定・値上げをするのに具体的な数字を示し「たった3ケ月」の周知期間。
市民感覚・目線でいかがなものか。
半年以上の周知期間が必要ではないか。
市が目指す「子どもが三人育てられるまち」で家族5人と仮定。
いわゆる子育て世代の家族。
子ども達が、学校のクラブやスポ少で野球・サッカーをしていてれば洗濯物多し。
水道は、1ケ月30~40t程度。
更に、子ども二人が幼稚園・保育園と仮定した場合どうなるだろうか。
今回、幼保保育料の値上げも示されているが、昨年秋の募集要項での事前予告はなく2月に突然、入園説明会や入園通知に同封。
保育料は、経過措置や所得制限はあるものの、1ケ月で上下水道+保育料で7千円~1万円程度の負担増になる。
子育て世代、市民感覚では厳しいはずだ。
これを含み、今回の約250項目の条例改正案に対し考えること多々。
本日3/4(土)、数件の会合他。
この話は必ず出てくるだろう。

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