子育て世代、今秋から「1万円+α」、「余人をもって代え難き図り難き・・・・・」
おはようございます。
3/6(月)、市議会本会議場での一般質問。
議案質疑に20分間使ったので、残り40分フルタイム。
その大半を下記で使用。
◎質問要旨
市役所HPに掲載された1.11月部長会議報告の要旨。あえて誰の話か申しません。
その内容は「自分自身を見つめなおせ」「職員の声を聞き取り上げよ」・・・、要約すれば「職員や現場の声に耳を傾け自己啓発に努め市政運営を図れ」でしょう。
今議会、質問初日から使用料・手数料他の改定を含む改革に対し、質問が続いております。
私は、変化球が得意ではありませんので、ストレートに数点申し上げます。
決して、職員を攻めているわけではありません。ご理解ください。
保育所・幼稚園保育料。
桑名市は、昨年秋の募集要項に9月改定の記載はなし。
幼稚園はこの2月に入園説明会で説明し、保育所は2月の入園決定通知に資料として送付。
入園直前、の段階で保護者は「募集段階で知らされていない。聞いていない。」とした声。
この議場にお見えの方もこうした声を聞いているはず。
対して四日市市。
就学前の幼保に関し管理を一元化した、保育幼稚園課、昨年10月6日発。
公立幼稚園は2年保育。
国の子ども子育て支援新制度により公立幼稚園の保育料を改定。
2年保育のため、この4月の入園児は、来年から新保育料へ移行。
募集段階で事前のお知らせ。
所得により最高保育料は18200円ですが、教材費は込み。
ことの重要性からか、現在でも四日市市ホームページトップ記事。
募集段階で「公私×幼保」の4選択が可能。
給食費は双方別ですが、桑名市最高保育料は、17700円で別途に教材費徴収。
経過措置等はあるものの、場合により四日市市を上回る現象も考えられる。
次に、上下水道料金改定。
合併前の1市2町を含め、桑名市、有史以来と思われる最高の値上げ改定を具体的に示し僅か3ヶ月の周知期間で7月改定予定。
市民の理解は得られますか。
これらを勘案すれば、子育て世代では、7月上下水道料金値上げ分「約2千円」+9月保育所園児が2人とすれば「約8千円」=約1万円。
理論的にも現実的にも、こうした家庭が相当数、発生。
桑名市は「子どもを3人育てられるまち」を目指している。
マイホームを夢見ていたり住宅ローンを抱える家庭等もいるはず。
本当にこれでいいのか。
次に、施設使用料。
1年前に予約できる施設も存在し10月以降の予約も入っている。
申込側は歳入歳出を考え既に計画を立案。
この段階で10月から値上げと言えますか。
市役所・市民会館駐車場使用料。
質問、聴き取りにおいても苦情は増える。近隣商業施設との問題も更に拡大。今以上に公正・公平に欠けるとした説明。
両施設の併用的な利用に際しての問題の解決も無し。
市民会館と周辺施設に至っては、福祉・教育・文化・スポーツ他、数時間のボランティア。
時間がやや長い場合、数千円の駐車料金発生は確実。
1ヶ月間に何回も活動されている方は、月に一体どれだけの料金が発生するのか?
現場でトラブルが発生しても無料・有料の区分は困難。
この苦情を受ける多くは市臨時職員。
団体から各種要望が来ても縦割り行政の弊害か?横の連絡に欠けるか?かき消されるのか?面会も断られる。
過去に議会は補助金一律2割カットに対し2委員会で附帯決議。
昨年3月議会、福祉施設入浴料、市の提案「200円」に対し議会は修正案として「100円」を可決。
対して、今回、市は「300円」を提示。
二元代表制といいつつ議会の意向をいかがお考えでしょうか。
これらは、行政運営の基本中の基本。
再度、申し上げますが、決して職員を攻めている訳ではありません。
少なくとも改定の時期・手法・運用・金額・徴収するかしないか等に疑問を持つ多くの職員がいたはずと信じていますし、存在するでしょう。
しかし意見具申、進言しても、その声は、強いパワー・力・風・重しにより、かき消されたか、届かなかったのか、職員の意見を聞けと言いつつ受け止めなかったのか。
今回の料金改定他を含む改革は、「我々や余人をもって代え難き図り難き」何かがあったのか。
市は、市民・団体に対し協力・負担を求め、官民協同・公民連携の方針であるのに、「市の方針」机上の理論で推し進めようとする。
現場の職員は、どれだけ苦悩・苦渋の対応をしなければならないのでしょうか。
今回の質問聴き取りを含め、これまで何回も見てきました。
市民・団体・職員にとり「血が通い、心が通い、心の鼓動を感じる」市政運営が行われることを願っております。以上、申し上げ、
質問の1番目、市政運営について(1)現場・傾聴・対話主義 ①改革に伴う市民への説明責任について、総括的に所見を求める
(答弁要旨)
ご指摘の件については・・丁寧な対応・・ご理解をお願いします。
(私の感想)
今更、丁寧な対応と行っても遅い。事前にやる事が市政運営の基本。
部長会議で言っていることと実際にやっていることとの格差・乖離が著しく大。
全員参加型と言いつつ、市民・現場・職員の声に耳を傾け対話する態度・姿勢が見られない。
「余人をもって代え難き図り難き」何かがあった事は確実。
考えること多々。
“子育て世代、今秋から「1万円+α」、「余人をもって代え難き図り難き・・・・・」” に対して1件のコメントがあります。
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一体何があったのでしょうか?でも何かあったんでしょうね。 ○行政の、サービスに対する手数料・使用量等は、当然ながら必要な経費を計算して産出されることは何ら異論ではなく、当然のことです。しかしながら、引き上げ額が、前年比から何倍にもなるのであれば、そこはちょっと考えて欲しい。現状分析を十分に行い、今まで、無駄なものはなかったのか、きちんと検証が必要です。自らの身を削ることなく、そのしわ寄せを市民に求めるなんて、とても許されません。