市の説明の3点セット、5点セット

おはようございます。
昨日3/13(月)、教育福祉委員会で今議会の委員会審査は終了。
幼稚園保育料は、「4×3」の僅差で可決。
国が示した子育て支援新制度に全国の市町村が移行しつつあるのが主な理由。
委員会では、仮にその理由は理解するとしても「昨年秋の募集段階で市民へ示していない。」「市民感覚では後出しジャンケン。」「改定するなら遅らすべき(2年後)」「幼・保間の連携もない。(保育所保育料は規則で市議会で議論されない)」等の意見があった。
今議会の当初予算・料金改定を含む75議案中(1議案取り下げ)、委員会では料金改定31議案が否決された。
その主な理由は、「改定幅が全体として根拠に欠ける。」「市が示した理論値に対し現行でも高いのに更に値上げをするのか。」「周知期間が短い。」「公正・公平・透明性に欠ける。」等による。
可決された幼稚園保育料・上下水道料金は、いずれも4×3の僅差だった。
約70施設の234項目の料金改定・値上げを目指すのであれば、相当の準備期間を設け根拠等を示す必要がある。
今回は全てそれに欠けた。
①市の方針+②金が無い+③理解してください。これが説明の3点セット。
更に付け加えるなら
④職務命令+⑤市の方針は変わることはない。(あきらめて下さい。)
これで説明しても納得はできない。
今回の料金改定を含む数年の行財政改革の問題に関して、市民・団体へもこれで説明してきた。
職務命令として対応にあたる職員の苦悩・苦渋の思い・姿を何回も見てきた。
仮に27日(月)の今議会最終日までの休会日を全て委員会審査にあてても結果的に無理だったと強く考えられる。
委員会が終了し、平成29年度当初予算(案)は、21日(火)の予算特別委員会全大会や、最終的に施設使用料・上下水道料金・幼保保育料他の料金改正(案)を含む75議案は、27日(月)の最終日に舞台を移すことになる。
委員会否決した案件で本会議でも否決されれば、ごく一部の施設の運営に関し問題が発生している。
多くの施設の料金改定を含む議案だったが、全体として根拠があいまいで十分な説明もなかった。
昨日、これに関しては事務的な解決を目指し協議。
最終日までバタバタ。
本日3/14(火)は休会日、現地確認や議員間で協議事項あり。
是々非々、粛々と。

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市の説明の3点セット、5点セット” に対して1件のコメントがあります。

  1. tokumeikibou より:

    金が無いために、手数料の改定をおこなうとのことであるが、果たして身を削る努力をしたようには、ぜんぜん見えてこない。名古屋市長のようにお範を自らが示すときではないだろうか?

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