多度小中一貫校、白紙に NO.2(質問・答弁)
おはようございます。
昨日(3/8)午後からの強い雨。
夕刻、市役所からの帰路、数ヶ所の排水路の現地確認。
凹の字型の一般的に「Uアーム」と言われる枠に「コンクリート製柵板」を3枚あてる「プレハブ水路」。
通常水位、柵板1枚(0.3m)以下の場所で2枚(0.6m)分の高さ。
雨音から午後から時間雨量5~8ミリ程度。
排水路の浚渫も全く行われていないことが原因と強く考えられる。
伊勢方面では夕刻から大雨警報による避難勧告。
深夜3時半頃、テレビをつけたら解除テロップ。
以前、出水期は6~9月と言われてきたが、今では5~10月。
今回の雨を考えれば、更に期間の幅が広がった印象。
昨年12月議会本会議・委員会で「災害対策本部を含め基本的な防災体制の甘さ」と市内各所で国・県・市を問わず「中小河川・排水路の(特に)下流域」「排水機場前の遊水池」の維持管理の課題を指摘。
水路内を草が生い茂り、遊水池内も浚渫されず水草が一面の場所もある。
誰もが排水能力が著しく低下していると一目瞭然でわかる。
総括的に「甘さが感じられると思われる部分もある。体制の見直しと現場を検証する。」と答弁があった。
今議会の委員会と時期6月議会で質問予定。
さて、多くの市民の方からの多度小中一貫の質問に関し新聞記事となったことでご連絡をいただきました。
質問・答弁について掲載します。
◎多度小中一貫複合委施設
<質問:市野>
2/23(金)19時・24(土)10時の2回、多度小中一貫複合施設説明会。
これを含め5回ほど傍聴。
まず、会場からの指摘は、24日(土)の午前は小学校で「6年生を送る会」、午後は多度地区社協で「多度の夢を語る会」が開催されるのに、何故、この日を設定したのかと疑問を示す参加者の声。当然である。
23日は予定を大幅に超え2時間半、24日午前も2時間。
更に23日、これまでの説明会で参加者には「中止・凍結・見直し」と受け取れる「答弁した」「していない」で紛糾。
24日の午後も紛糾したと聞いている。
説明では、4~6月の3ヶ月間で40名のワーキンググループ会議を開催し基本構想を作成後に公表、8~11月で基本計画を策定し公表。
これに対し、
①40名の参加者を選任としているが、各団体やその参加者は小中一体化施設を認めたことになり、団体や参加者は責任を負うことになる。仮に「認めた」「認めない」は別としても会議内容を団体に伝え次回に団体としての意見を集約する時間もない。
②数名公募ではあるが、希望者が参加できないような会議では無意味。
③複式学級・小規模校の対応は必要だが、仮に一体化施設を整備した場合、地域コミュニティの衰退や閉校した学校をどうするのか道筋もない。地域が深まると説明するが理解できない。
⑤多度では過去には多度町学校教育振興会で小中連携教育も行われてきたが、今では希薄化。これを整理・発展させれば分離連携型の小中一貫教育は可能である。
⑥現実的に既設小学校の統合で対応できる。
⑦学校教育あり方検討委員会で場所を「多度中、多度中小、多度総合支所」を示したが、児童生徒数が千人規模、将来的に児童生徒数6百~7百名としても面積不足。何階建ての学校になるのか。それが多度にふさわしいのか。子ども達を無理に詰め込んだ学校では意味がない。
⑧予算規模・場所・面積を示さないで基本構想・計画はできない。仮に協議をしても整備できなければ意味がない。財源担を含めこれらのデータも示されていない。構想・計画などが無意味になってしまう。
⑨そもそも厳しい財政の中、駅自由通路で21億円の市負担が増加したと報道されているのにできるのか。考えられない。
⑩結果を決めて既成事実化しようしているとしか考えられない。このやり方では市民との信用信頼関係も無く築けない。
(※説明会や議会の質問で多度山・里山再生の視点で巨大構造物に景観上の問題点も指摘されている。)
ほか「質問に答えていない」他の異論・反論が続き、発言のたびに拍手。
以上、事業中止・凍結・見直しと受け取れる過去の説明会の答弁の真意を含め、説明会の市民・参加者の反応を総括し、所見を求める。
<答弁:市長>
あり方検討委員会答申で示した「多度中・多度中小・多度総合支所」ありきで進めることに反対の意見もある。場所にこだわらず一旦「白紙」に戻す。市の思いがうまく伝わらず「ボタンの掛け違い」があった。多度では少子化も進んでいる。子ども達のために地域の声を聞かなければならない。
<再質問:市野>
今までの「中止・凍結・見直し」と受け取れる答弁内容は、聴き取りでは「反対意見が多かった場合、凍結するかの意見は、現在、賛成・反対・中立の意見などある。こういった選択肢を勘案し、結果、凍結だとか立ち止まる選択肢はあると思うが、議論を交わしながらゆっくり丁寧に進めていきたい。」
23日(金)夜.24日(土)午前の説明会で出された意見(10点)を示したが誇張もしていない。その確認がしたい。示した意見に間違いはないか。
<再答弁:市長>
そうした報告を受けている。
“多度小中一貫校、白紙に NO.2(質問・答弁)” に対して1件のコメントがあります。
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◎ボタンの掛け違いなどと揶揄できるその認識がしみんかんかくとの大きなずれををよんでいる。
そもそもの発想が、まるで市の決めた事や決める事に、市民が反発するなんて、ありえないといいたまさに「上から目線」の発想がしみんとの乖離。齟齬をうみだしているのだ。
まt、市長の強引MY WEY を職員が何ら制御できないことにも問題があろう。
大久保彦左衛門や勘兵といった、側近にアbドバイスをできり人間が一人も配していないことのも、大きな門外があろう。
側近が、お友達ばかりでは、苦言を言う者すらいない。
裸の王様が、市役所闊歩いしているのとの揶揄もある。
市長の猛省が、求められる。