「痛い」から「熱い」へ、人口の1/20消防団員、線状降水帯、深層崩壊
おはようございます。
先週末より九州南部地方を中心に豪雨が襲い、土砂崩れによる犠牲者、河川氾濫により水が住宅地・田畑を襲い相当の被害も発生。
犠牲となられた方のご冥福と早期の復旧・復興をお祈りします。
今、被災地の映像が早朝のTVニュースで流れ、豪雨の雲が帯状にある「線状降水帯」、表面の表層崩壊ではなく深い部分の土砂から一気にくる「深層崩壊」の言葉も一般的になってきました。
今週は西日本を中心に豪雨が続きます。
災害はいつやってくるかわからない時代。十分な心構え備えを。
6/30(日)~7/1(月)、地元自治会連合会の視察に同行させていただきました。
1995.1.17:5:46発生の阪神淡路大震災の記録・記憶を継承、断層そのものを展示する「北淡震災記念館」他を視察。
北淡町(現在は合併し淡路市)では当時人口11,214人、消防団員565名
死者39名、重傷者59名、軽傷者811名
全壊1,57棟、半壊1,220棟、一部損壊1,030棟
地震直後、消防団他による救助活動開始。
実に人口「20人に1人」が消防団員+OB消防団員500名も参加。
地域コミュニティが高く、近所の人は誰がどの部屋で寝ているか知っており夕刻午後5時には行方不明者「0名」。
犠牲者39名の多くは圧迫・窒息死だったが、唯一1名の方が焼死。
弁当の準備のため台所で火を使っており、それが原因となり発火。
水道管破断で消化栓は使えず、直ちに放水はできなかった。
倒壊した家屋の下敷きになり「痛い」から「熱い」の言葉になり、その声も小さくなっていった・・・現場の生々しい話をきかせていただきました。
一軒に家屋内玄関・勝手口に各1本、外に1本の消火器が必要な感じがすると、説明後に話をお聞きしました。
本日7/2(月)、6月議会最終日。
前ブログにも記しましたが今議会は、大津の保育園児の事故を受け、生活基盤維持管理他の安心安全に質問者の半数約10名が何らかの質問・指摘をしたのが特色。
12月の4名も異例中の異例だったが、今回はあえて質問しなかった。
市民の皆さんに協力を求めなければならないが、まず行政側がやるべきことをしっかり実行しているか、今後も検証していきます。
外は小雨。
今から視察中に電話をいただいた箇所の確認と作業。その後、市役所へ。