三重県の失策

おはようございます。

9/17(月)、三重県(企業庁)ゴミ固形化燃料RDF発電事業が終了。

新聞各紙に「県の失策」等のタイトル記事。

三重県が「夢の発電」として政策誘導、県内市町村に固形化されたゴミ(煙草を6本束ねた固まりサイズ)で発電すれば売電も可能で負担金も発生しないと参加を呼びかけが、県RDF貯蔵庫爆発事故で2名の消防士が殉職し、1tあたり1万円以上の負担金も求めてきた。

事故当日H15.8.19、桑名の国道1号線を走行中、聞きなれない「ボン」の音が聞こえラジオからは「爆発」の速報。

RDF前のゴミ焼却施設にイベント後等に年数回は行っていたが、翌日の新聞報道で県RDF貯蔵庫が密閉式の構造に驚いた。

RDFはゴミを一定は乾燥させ石灰を混入。

小学生の頃、体育の授業でラインカーの石灰が眼に入ると焼けるとして直ちに洗い、藁・草・生ごみが積んで所をコオロギ・カブトムシを探すためひっくり返した際、湯気が立ち上がり(発熱)熱かったことを想い出す。

こうした経験を持つ小学生ならゴミを密閉式構造に大量に詰め込んだらどうなるか?

少なくとも発熱、空気は膨張するとわかる。

小学生レベルの話。

県、施設を製造した企業は、責任の押し付け合いに終始し、責任はどこにあったのか明確にされた印象は感じられない。

桑名広域清掃事業組合は、RDF施設を解体する必要がある。

その経費は20億円余で構成する市町で負担する必要があるが、県はゴミ処理は市町村の業務として1億円のみで、残りは組合構成市町、つまり市民が負担することになる。

8/19(月)8時、組合議長として副議長とともに追悼式に出席させていただいたが、終了後、某参加者と懇談した際、思わぬ言葉を聞き憤りを覚えた。

県は政策誘導した責任を果たしたとは言い難い。

記事最後に「総括の必要」の知事コメント。

これに少しは期待できるか。

今後、各々がゴミ減量に取り組む必要もある。

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