「パキポキ」の音は子どもらには心地よい
昨日11/10(日)、3年に一度の伊曽島地区防災訓練。
これまで初期消火・炊き出し訓練・応急措置等の内容だったが、今回は防災タウンウォッチング。
各自治会2~3名、消防団長島方面団第4.5分団、約70名ほどの参加。
3班に分かれ1時間程度、地域を歩き、危険個所・気になった場所・消火栓等を確認し地図にコメント等記入。
その後、地区センターで各班の報告後、行政側から総評、約2時間半の訓練。
今まで言葉を交わしたことのない方と話をする機会や、長島の排水対策の説明ができる機会となった。
総評で消火栓の地下式、地上式の話が出たが、海抜0m地帯の長島ではほぼ100%が地上式。
地下式の場合に水田に水が入る時期は消火栓BOXに水が入り老朽化しやすく、合併前の長島町時代から消火栓と消火栓BOX(ホース3本、筒先)をセットで整備してきた。
総評の中で行政側から各家庭に消火器2~3本の備えの話は出てこなかった。少し残念。
震災時には水道管老朽化等により管の破断や、全国的に水道配水場は震度4強で送水を停止する緊急遮断弁が整備されつつある。桑名市でもしかり。
大震災時、現実的に消火栓は使えないと考えていたほうがいい。
神戸の人と未来防災センターを視察した際、案内ボランティアの方から「各家庭に消火器が常備されなくなりつつある印象を受ける」話もお聞きしていた。
地域住民自らが出された課題解決に向け動くことも必要だが、行政は指摘事項等を要望が来るまで待つのではなく具現化することが本分。
訓練終了後、長島北部地区ふれあい秋祭り、多度朝市、数件の案件、東員スポーツ公園JFL公式戦:ヴィアティン三重0×0鈴鹿アンリミテッド他。
11/9(土)午前、長島中部・伊曽島地区子どもW農園。
前月に続きサツマイモ・里芋他の収穫。
里芋の親芋から小芋をはずす「パキポキ」の音は子どもらには心地よいらしい。
ハミングしながら収穫する子ども達。
2日間で多くの方にお会いし課題多々。少しでも前進するように。
秋のイベントシーズン。
市内に是非、おでかけを。